2016年07月13日

木質バイオマス資源

<郡上森林組合役員研修>
福井県大野市で、今年4月から本格的に発電を開始した
福井グリーンパワー大野発電所を見学させていただきました
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約31,000uの敷地に、計量、木材ストック、チップ化設備、燃焼、発電、送電設備が配置されています。
神戸製鋼、出光興産、地元九頭竜森林組合、チップ製造会社の合弁事業です
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福井県内から発生する木質バイオマス資源を活用
(主にC材、D材)
*A・B・C・D材
木材を品質や用途によって分類。A材は製材、B材は集成材や合板、C材はチップや木質ボードD材は搬出されない林地残材
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先ずは計量(最大60tまで計量できます)DSC_0148.JPG
ストックヤードで乾燥DSC_0125.JPG
チップ化されますDSC_0139.JPG
チップのブレンド
原材料の種類、水分量などを考慮し、燃焼を安定させる為にブレンドするそうですDSC_0141.JPG
チップをホイールローダで投入
24時間体制で投入作業が行われています。
正直、この作業が一番大変なんじゃないかと感じました。
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燃焼施設 自然循環型ボイラーで蒸気を発生させます
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発電施設(定格出力7000kw)
蒸気でタービンを回し、電気を発生させます
大野市全域が賄える発電量だそうですDSC_0155.JPG
変電・送電設備
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<利点>
発生する二酸化炭素は、育林事業の中で循環されるので環境にも優しい
未利用材が有効活用できる
原発に頼らない循環型発電として期待される

<今後の課題として>
資源となるC・D材の安定確保
(九州では資源の争奪が起きている地域もあるそうです)
現在、地元福井で賄える材料は全体の5〜6割との事です。
今後50q〜最大100q圏内で、材料の調達を見据えていかなければならないとの事でした。
焼却灰の有効活用の模索
家庭ゴミを含めた産廃焼却も見据えるか?
posted by ゲンブン at 16:33| Comment(0) | 日記・エッセイ・コラム

2016年07月03日

盛者必衰の理をあらわす

所用で大野市まで来たので、少し足を延ばし勝山市平泉寺に寄ってきました。昨年11月にお邪魔して以来です。
白山神社史を買い求めるのが目的でした。
今まで何度か立ち寄っていたのに、買い求めるのを毎回失念してしまっていたのです。
この神社史には、越前馬場成り立ちの詳細はもちろんの事、1500年代後半、一向一揆焼き討ち後の平泉寺復興と原家との関わりが記されています。特に新しい情報が載っているわけではないのですが、後世の為に1冊残しておこうと思いました。
社務所に立ち寄ると、宮司の奥様が応対に出てこられました。
しばしお話しをさせていただくと、「沙羅双樹が咲いたのでご覧になって行ってください!」と庭園をご案内いただきました。DSC_0085.JPG
沙羅双樹といえば、 祇園精舎の鐘の声〜  
あの平家物語を思い出します。
〜沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす〜
実は沙羅双樹の花を見るのは初めてです(たぶん・・)。
日本における沙羅双樹は、つばきの仲間(ナツツバキ)だそうで、確かに花の形が似ているし、ポトリと付け根から花ごと落ちる様まで同じです。
この色が盛者必衰をあらわす色なのだろうかと、しばし佇んでおりました。ポトリ・ポトリと白い花が落ちる様を眺めながら、平家滅亡と、それと共に京を下った当時の先祖達に思いを馳せれば、ただ「あはれなるぞかし」と無常を感じるばかりです。
と同時に、「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」方丈記のくだりが思い浮かんでくるのでした。

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ようやく買い求めた白山神社史ですCIMG6017.jpg
皎月亭元囿 拝




posted by ゲンブン at 20:02| Comment(0) | 日記・エッセイ・コラム